ヨワシの謎のハナシ
ヨワシ考察。
事の発端は学祭のクイズ作成の際の雑談で
「そういえばホエルコは毎日1トンのヨワシを食べるらしい」
「いや、1トンって群れヨワシ何体分だよwww」
という会話。
単純計算では約12.7匹分。
「さすがにアローラの生態系破壊されているのでは?」
ポケモン図鑑のヨワシとホエルコの分布を見てみると…
メレメレ島
アーカラ島
ウラウラ島
ポニ島
ヨワシはポニ島以外では分布しているのに対して、逆にホエルコ(あとホエルオー)はポニ島のみに分布している。
きっとヨワシというポケモンがアローラで見られるのはアローラの人々の自然保護へのたゆまぬ努力の結晶なんだろう。
そんな会話をしているうちに我々は全ヨワシ史上最大の謎が掘り出されてしまった。
まずは図鑑でヨワシを見てみよう。
ヨワシ
【特性】ぎょぐんたんどくのすがた
【高さ】0.2m
【重さ】0.3kg
【種族値】45-20-20-25-25-40(合計175)
【図鑑説明】
[サン]
ピンチになると 目が 潤みだし 輝く。その光に 群れる 仲間と 敵に 立ち向かうのだ。[ムーン]
とても 弱く とても 美味しいので 常に 誰からも 狙われているが いじめていると ひどい目に あうぞ。[ウルトラサン]
弱いので 群れで 行動。 だが はぐれて 1匹で 泳ぐ 姿を 見かけることも 多い。[ウルトラムーン]
ピンチに なると 瞳を 光らせ 仲間を 呼ぶ。 その 光は 40キロメートル 先まで 届く。
むれたすがた
【高さ】8.2m
【重さ】78.6kg
【種族値】45-140-130-140-135-30(合計620)
【図鑑説明】
[サン]
弱い ヨワシたちが 群れて 力を 結集。海の魔物と 恐れられるほどの 力を 持つ。[ムーン]
その姿に ギャラドスも 逃げ出す。 力を 合わせ 撃つ みずでっぽうは ハイドロポンプを しのぐ 威力。[ウルトラサン]
ヨワシたちが 敵に 立ち向かうため 陣形を 組んだ。 海の魔物と 呼ばれるほどの 力を 誇る。[ウルトラムーン]
海の 魔物と 呼ばれて いる。 戦いで 傷つき ヨワシの数が 減ると ただの 群れに 戻る。
特性や図鑑の説明にある通り、たんどくのすがた(以下《単ヨワシ》)とむれたすがた(以下《群ヨワシ》)の2種類のフォルムが存在するポケモンだが、その重さを比較して単純な計算で
8.2÷0.2=41
おかしい…。
群ヨワシの頭部から尾までがここでの高さだと仮定すると直列で約40匹分のヨワシが並んでいることになる。
しかし、これだと262匹の単ヨワシでは多くとも7列分しか作れないことになる。
当然半身分が131匹で足りるようには見えない。
上のイメージ画像では半身分にも足りていないし、群ヨワシの内部が空洞であり、図鑑における体長や重さが平均的な値だとしてもあと3倍以上の単ヨワシが必要に見える。
そこで以下の説が考えられた。
・【そもそもちゃんと測れていない説】
単独は測ったが、群れは測りようがない。
しかしそれならば単純計算の結果で正しくてもよさそう。
・【巨大ヨワシ存在説】
見ての通り群れヨワシには大きいヨワシの姿がいくつか見受けられる。
体長0.5mくらいのヨワシがいると言われれば納得がいく。
・【水を含んで巨大化説】
各ヨワシが水を含むことでちょっとずつ巨大化しているため、群れると大きく見える説。
・【体長=対角線説】
鼻の先から尾の先のヨワシの長さが体長という至ってシンプルな説。
これなら(筆者の見た目上だが)、胴体の一番長い部分で30匹消費、尾で20~30匹消費くらいなので長さが節約できる。しかし、半身計算でも(これも筆者の見た目上だが)胴体で150匹くらいは必要に感じられる…。
↓100匹分の単ヨワシを群ヨワシに載せてみた
・【ヨワシの発光による影説】
これが個人的な結論。
ヨワシは40km先にまで届く光を瞳から発することを踏まえる。
群ヨワシの目の部分がたぶん元のヨワシだと考えられるが、そのヨワシが強い光を発しており、それが影を作ることで大きく見えるという説。
証拠として、群ヨワシの目の部分に近いほど単ヨワシっぽいヨワシ(↓の画像の赤い○の部分)は小さく、目から離れれば離れるほど大きく見えている点が挙げられる。
他にもいくつか考えられる説があるかもしれない。
今現在ではまだまだ不明な点が多く諸説ある群れヨワシ…。
次回作やアニメなどでヨワシが再び登場することがあれば新情報が開示されることが求められる。
付録:ヨワシ定規